2019年青少年部展

水明書展の青少年部は、お陰様で盛会のうちに会期を終了いたしました。

 

暑い中を連日書展運営のために奔走してくださった書展運営係の皆様おつかれさまでした。

そして何より展覧会にご出品いただいた子どもたち、また保護者の皆様、ありがとうございました。

今回の書展では硬筆部の新設と、そして幼年部の「半紙」判への変更があり、出品数がどうだろう、展示もうまくいくだろうか・・・などといろいろな心配がありましたが、ふたを開ければ出品数も昨年より増え、入場者数も台風に翻弄された昨年よりも増えました。

 

ようねん部は半紙判で「より出品しやすく」なりました!

 

新設された硬筆部にも200点余りの出品があり、

日頃の競書での学びの成果が見られました。

 

 

さて

水明書道会は数年前から青少年部展ではにぎやかな楽しい書展づくりに取り組んでいます。

 

そのひとつは「いいとこ見っけ島」

子どもたちは書展を鑑賞し、感じたことをメモに記し掲示ボードに貼って帰ります。

それは自分の受賞の喜びの声であったり、惜しくも賞を逃した悔しさであったり

また友だちや他の子の作品の「いいとこ」であったり、来年への抱負であったり・・・

 

その中に

「自分も友だちも賞はついていなかったけど、2人ともがんばりました」というのがありました。

このメモを見つけて、これぞ水明精神ではないかととても嬉しくなりました!

賞はついてなくともがんばったよ、それも自分も友だちも、

というのですからこの感想文に私なら「水明賞」をあげたいです。

 

 

 

そして今年の展覧会の目玉はなんと言っても

 

「魚へん」の漢字つりゲーム

手作りの魚についている「つくり」と「魚へん」を組み合わせて、魚の名まえを答えるゲームです。

楽しいゲートをくぐると魚の泳ぐ海が広がります!

 

大きい魚は釣り上げるのもむずかしいよ

 

あっ! 釣れた!

「魚へん」+「弱」でなんだろう?

 

楽しみながら子どもたちに漢字への興味をもって欲しい、そんな願いが込められた楽しいゲームでした!!

さあ来年は4年ぶりに京都市美術館本館に帰っての水明展です。

今年以上の盛り上がりのある書展にしたいと、すでに運営委員はいろいろと策を練っています。

 

広報担当:堀 翠恵

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