書道会館の書架について
明けましておめでとうございます。
本年もオフィシャルブログをよろしくお願い申し上げます。
さて、令和2年の幕開けですが
じつは昨年の理事による大掃除の時に仕残していたことがありました。
それは懸案の水明会館の書架の整理です。
水明会館には会館1階の北側壁面に大きな書架が備え付けられています。
この書架には安達嶽南先生・平山無涯先生をはじめとする水明の先達の先生方からの寄贈本などがぎっしりと詰め込まれておりまして、このブログでも「水明のお宝発掘」と称してこの中のいくつかを紹介させていただきました。
しかし、実際にはなかなか会員の皆様にもこうした貴重な本を利用していただくことができず、せっかくのお宝を眠らせていたのが現状です。
そこで戦略運営部、三浦理事長他の有志によって昨年の暮れに書架の整理が行われました。
整理のポイントは
①水明誌の歴史を楽しむ
→平成元年からの水明誌を1階に移動させました。
②会員の皆さんや支部の先生方が利用しやすいように本の配置を変更
→1階にあった国語大辞典、論文集、漢詩集、あるいは同一の内容が記載された作品集など普段あまり見ない図書を3階階段踊り場の書架に。
そして作品の作成に活用できる漢字、仮名の古典や図書などを1階に置きました。
1階の図書を見て興味を持たれた方は、ぜひ3階の図書でさらに知識を深めてください。
図書の閲覧には……
1階のテーブル席を利用していただけますのでお気軽に本を手にとってご覧下さい。
またコピーをとっていただくことも可能です。(モノクロ1枚5円、カラー1枚20円)
なお利用にあたっては、皆さんに気持ちよく利用していただくための最低限のマナーを守っていただきますようお願い致します。
あの中国の古典の大系である「書學大系」が手にとってみられる。これは実に素晴らしい図書です。見れば感動しますよ
水明誌のバックナンバーを書架の一番上に
昭和の書を体系的に集めた「書道グラフ」も全巻そろっています
日本国語大辞典などは3階に移動させました。
こちらでもゆっくりご覧いただけます。
今後もいろいろな形で「支部支援対策」を進めていきますので、ご協力のほどよろしくお願い致します。